土屋郁子氏(以下、敬称略):
池波正太郎※先生は膨大な数の小説を書いていますが、なかでも信州の真田氏に関わる“真田もの”は20余編あり、大長編歴史小説『
真田太平記※』はそれらの集大成といってもよい作品です。
池波先生は真田ものをお書きになるために、真田家の故郷である上田市や松代をたびたび訪れ、小説の素材を得ていたようです。
そんなご縁で先生とお話をされたり、親交を温めた方々から、ぜひ池波先生の記念館をというお話が持ち上がり、平成10年11月23日に故池波正太郎氏の功績を顕彰し、その作品の舞台である上田市に「池波正太郎真田太平記館」が開設されました。