
インタビュー後記

原田さんは日本のジャズファンならば、知らない人は少ないだろう。ただ、演奏中の原田さんは日本人離れした風貌と、あの迫力あるバリトンサックスの音色に圧倒されて、近寄りがたい方と思っていた。ところがインタビューでは、巧みなユーモアを交えて面白い、面白い話をお聞きした。さすがに日米を股にかけて活躍された方と実感した。フランク・シナトラやライザ・ミネリなど、多数の外タレの演奏に関わってきたことをお聞きして、それだけで憧憬の眼差しになってしまう。また、アメリカで生活されていた頃の裏話は抱腹絶倒もの。ますますのご活躍をお祈りする次第です。(吉江記)



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1936年 7月30日京都に生まれる。
1946年 レイモンド・コンデ氏にクラリネットの手ほどきを受ける。
1955年 『原信夫とシャープスアンドフラッツ』入団。
1957年 『原信夫とシャープスアンドフラッツ』退団。
1957年 『西條孝之介とウエストライナーズ』参加。
その後、『猪俣猛とウエストライナーズ』に移行。
*スウィング・ジャーナル誌読者人気投票で毎年ベスト5にランクイン。
1966年 渡米。ロサンジェルスでスタジオ関係の仕事を中心に活動。
1970年 ラスベガスを中心にショーの伴奏など、多くの分野で活動。
1971年 自己のバンド『ザ・ハーツ』結成。
1972年 海外アーティストのバンドアレンジ、指揮、伴奏など多くの活動を行なう。
【共演アーティスト】
フランク・シナトラ、ビッキー・カー、マレーネ・デイトリッヒ、トニー・ベネット、フォー・フレッシュメン、アニタ・オディ、ローズマリー・クルーニ、テンプテイションズ、ナタリー・コール、サミー・ディビスJr.、ヘレン・メリルなど多数。
1979年 『前田憲男とウィンドブレーカーズ』に参加。
1994年 『猪俣猛オールスターズ』に参加。
ニューヨーク、カーネギー・ホール、アポロシアターで演奏。現在は日本ジャズ・バリトンサックス奏者の最高峰として、ライブ、レコーディングなどに多忙な毎日である。
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■TOSHIKO & MODERN JAZZ トシコ& モダン・ジャズ
(2010.1.20リリース、コロンビアミュージック)
ジャズ・アーティストの来日がひとつのピークを迎えていた1964年に、J.J.ジョンソン・オールスターズの一員として凱旋した秋吉敏子が、チャーリー・マリアーノのアレンジにより、松本英彦、宮沢昭、岡崎広志、鈴木重男、原田忠幸、伏見哲夫、日野皓正、鈴木弘ら当時の日本を代表するジャズメンを集めて編成したオールスター・ビッグバンドによるアルバム。
<収録曲>
1. SHOUT シャウト(C. Mariano)
2. LAMENTO ラメント(J. J. Johnson)
3. KISARAZU JINKU 木更津甚句( 日本民謡)
4. SANTA BARBARA サンタ・バーバラ(C. Mariano)
5. LAND OF PEACE ランド・オブ・ピース(L. Feather)
6. WALKIN' ウォーキン(R. Carpenter)
7. ISRAEL イスラエル(J. Carisi - Arr. C. Mariano)
<演奏>
Piano; Toshiko Akiyoshi ピアノ: 秋吉敏子
Bass; Paul Chambers ベース: ポール・チェンバース
Drums; Jimmy Cobb ドラムス: ジミー・コブ
Japan Jazz All Stars 日本ジャズ・オール・スターズ
海老原啓一郎: 指揮/松本英彦: テナー・サックス/宮沢昭: テナー・サックス/岡崎広志: アルト・サックス/鈴木重男: アルト・サックス/原田忠幸: バリトン・サックス/竹村茂: トランペット/森寿男: トランペット/伏見哲夫: トランペット/日野皓正: トランペット/松本文彦: トロンボーン/片岡輝彦: 卜ロンボーン青木武: トロンボーン/鈴木弘: トロンボーン
Recorded at TBS(Tokyo Broadcasting System, Inc.) 東京放送にて録音(1964 年)
■PLAYBOY'S THEME Tadayuki Harada
(2009.7.22 リリース、コロンビアミュージック)
日本のバリトン・サックス第一人者、原田忠幸が1968年のはじめに久しぶりにアメリカから帰国してタクト・レーベルに録音した、数少ないリーダー・アルバムの1枚。日本で演奏していた時から我国におけるナンバー・ワンのバリトンサックス奏者だったが、アメリカに渡り、さらに表現の豊かさとニュアンスが加わり、一層磨きがかかった演奏が堪能できるアルバム。
<収録曲>
1. Theme From The Monkees
2. Sunny
3. Cinnamon And Clove
4. A Whiter Shade Of Pale
5. The Look Of Love
6. Going Out Of My Head
7. Playboy's Theme
8. Constant Rain
9. For Me
10. Mercy, Mercy, Mercy
<演奏>
原田忠幸(バリトン・サックス)、鈴木重男、岡崎広志(アルト・サックス、フルート)、三森一郎、金井陽一(テナー・サックス)、伏見哲夫、大久保計利(トランペット)、根本博史(フルート、バリトン・サックス)、今田勝、前田憲男(ビアノ)、滝本達郎(べ一ス)、猪俣猛(ドラムス)、中牟礼貞則(ギター)、瀬川養之助(パーカッション)ウィズ・ストリング・オーケストラ前田憲男(編曲)
1968年5月1日、2日録音 レーベル:タクト(TaktJazz)
■モダン・ジャズ・プレイボーイズ/モダン・ジャズ・ショー・ケース+4
(2009.7.22 リリース、コロンビアミュージック)
1961年に、当時の若手のモダン・ジャズ・プレイヤーたちが、50年代から日本で最も愛好されていたモダン・ジャズの名曲を集め、力をこめて演奏したもの。全12曲。テナーの宮沢昭が最年長の34才、バリトンの原田忠幸とドラムの猪俣猛が25才で最年少であるが、何れも実力的には、トップを争う力量を備えていた。

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<収録曲> ブルース・マーチ/モーニン/ドキシー/チュニジアの夜/プリーチャー/ラウンド・ミッドナイト/ジョージズ・ジレンマ/ウォーキン/死刑台のエレベーター(絶望のブルース)(ボーナス・トラック)/ジャンゴ(ボーナス・トラック)/バグズ・グルーヴ(ボーナス・トラック)/危険な関係(危険な関係のブルース)(ボーナス・トラック)
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<演奏>
仲野彰(tp)渡辺貞夫(as)宮沢昭(ts)原田忠幸(bs)杉浦良三(vib)三保敬太郎(pf)藤井英一(pf)金井英人(b)猪俣猛(ds)
編曲:三保敬太郎・藤井英一/1961年5月10日TBSホールにて録音/Track9〜12は未発表音源
■Midnight Sun 原田忠幸
(2002.9. リリース、Sax)
バリトンの第一人者として君臨して来た原田忠幸のワンホーンジャズがマイナーレーベルのSaxから2002年にリリースされた。ピアノに小川俊彦、ギターに中牟礼貞則、ベースに稲葉国光と超贅沢な布陣。ドラムは若手の高橋信之介という新旧混成のクインテット。よく知られたスタンダードが中心で全13曲、1曲デュオと無伴奏ソロが入る。他に原田がオミットしてギタートリオとソロピアノが各一曲を間に挟む構成。サポート陣の好演と相まったバリトンジャズの優れた逸品。]

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<収録曲>
1.Playboy's Theme
2.Angel Eyes
3.Here's Theat Rainy Day
4.These Foolish Things
5.Old Fasioned Blues
6.A Nightingale Sang in Berkeley Square
7.I Loves You, Porgy
8.Festive Minor
9.Midnight Sun
10.Beautiful Love
11.Someone to Light Up My Life
12.Prelude to A Kiss-Skylark
13.Danny's Dream
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<演奏>
原田忠幸(bs)小川俊彦(p)中牟礼貞則(g)稲葉国光(b)高橋信之介(d)
(2002/4/24神奈川県民小ホール)


■原田忠幸JAZZ(京都)
公演日:2010.3.14(日)
(プライベートライブ)
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