作法とは、人間が集団生活を営む上で、コミュニケーションを円滑にはかり、相手に誤解を生じさせず、不快な思いをさせないための知恵、心構えです。また、相手への敬意の表現でもあります。 私的に普段“ちょっと飲みに行こうか”という時「和」「洋」どちらかといえば「和」関係の店を選んでしまうことが多いようです。しかし、時にはお客様を接待しなければいけないこともあります。普通、接待する場所として日本料理か西洋料理を出すお店を選びがちです。和洋どちらのお料理をいただく時には一定のルールとマナーがあります。特に、正式な和洋料理をいただく時は、伝統的なしきたりを受け継いだ堅苦しいイメージもありますが、基本的な作法を心得ていれば、楽しく料理を食べながら会話もはずみ、お客様と共に楽しめる接待ができるでしょう。
上座(接待される側)
主賓は掛け軸のかかった床の間を背にした席に座っていただく。または、出入り口から遠く、明るく静かで、景色がよく見える席が望ましい。
下座(接待する側)
招待側は主賓と向かう位置に席を設ける。掛け軸から遠くて出入り口付近、または庭や窓を背にする席が望ましい。
箸の持ち方
箸袋を箸置きに
これだけは止めたい箸使いのタブー(嫌い箸)
受け箸
箸を持った手で茶碗を持ち、おかわりをすること
ねぶり箸
箸先を口で吸ったり、くわえたりすること
刺し箸
料理を箸で刺して食べること
二人箸
二人一緒に一つの食器の料理を取ること
涙箸
箸の先からしょう油や汁をポタポタとたらすこと
寄せ箸
箸を使って器を引き寄せたり、押したりすること