私と一緒に勉強している大学院生のほとんどは、現在の中国消費市場の主力を形成している「小皇帝、小公主」といわれる階層で、政府の人口抑制政策である『一子女政策』が実施された1979年以後に生まれた世代である。中国人は、『6+1』と称している。即ち、「両親(2人)とそれぞれの実家の祖父(2人)、祖母(2人)の合計6人が1人の子供に集中してかわいがる」という意味であろう。その結果、その子供たちは『凡所有無所不有』(有るべきものはすべてあって、無い物はないという意)と言われる。
また、「家族が子供たちを溺愛して、子供が甘えて気持ちが歪んでいる」という意味で、『4−2−1病』ともいわれている。また、『六人淨戦、一人花戦』(一家族六人が稼ぐお金を子供一人が使ってしまうという意)ともいわれている。
このような状況だから、小皇帝、小公主たちが学校の休みとか連休の時に寄宿舎から久しぶりに帰郷すると、親は愛する子供のためにご馳走を準備するのだが、子供たちに手伝わせることはない。子供たちもそれが当然と思っているのである。











